ベイスギャラリーの過去イベントのリスト
以下はベイスギャラリーで行われた過去のイベントのリストです。 現在のイベント、もうすぐ始まるイベントに関しては、 このスペースのページに掲載しております。
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安田佐智種 「VOID」 展
本展は先の東北大地震を経て、安田が現地で制作した作品もいくつか展示されています。 全て倒壊し、わずかな家の基礎を残すばかりの風景。 その基礎だけの風景は、足元から私たちの肉体と精神を揺さぶりその不安を…詳細 »
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遠藤良太郎 「絵の景色」
本展の遠藤作品はPC上で描かれプリントアウトの後、自らの手で画面に若干の色彩が施されている。これは従来通りの表現方法である。 長い人の歴史を通して、絵画を描くという手段は今まで、世界を解釈する一方法…詳細 »
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阿部未奈子 「風光 / FUKO」
撮影した風景をPCに取り込み、恣意的に揺さぶる。投影された画像をマスキングテープでガードの上、ローラーを用いて色彩を施す。そこで生まれた微かなめくれは作品にマットで均質な表面を生み出してきます。描かれ…詳細 »
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眞壁陸二「森 / 叙景」
眞壁作品は私達を包囲する風景を自らの中に招じ入れて咀嚼し組み替える。先ず、視線を大きな中空に移動させ、いわゆる俯瞰の位置に置く。鳥の眼はいかにも世界の詳細を省き、そこでは人も森も果てのない繰り返しの記…詳細 »
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寺田 真由美「温湿シリーズ 視る眼差し × 看る眼差し」
ニューヨークに暮らし始めて14年、小さな模型を被写体に用いて撮ってきた作品は、その虚と実の狭間のなかで、先ほどまで居たであろう人の不在と、それに伴う深い孤独を静かに表現するものでした。 新作もその手法…詳細 »
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伊賀美和子 「THAT'S NOT ENOUGH.」
作家は一貫して玩具、それも人形を主たる被写体に多彩な表現を展開してきました。カメラを通せば、人形はいつまでも人形の姿態を私達に晒すほかなく、一度として体温をこちらに伝えることはありません。しかし作家は…詳細 »
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櫻井美智子 + 杣木浩一 「内庭は鏡を降りてゆく/外庭に鍵を置く」
櫻井は綿のキャンバスにアクリルを用いて描く。従来オーバルのキャンバスだったが、昨今は矩形のものを用いるようになった。オーバルが中心点を持たぬ分、色彩は緩やかに画面を揺動し留まることがなかった。しかし今…詳細 »
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濱田亨「近作展」
濱田は生々しい色彩を用いて、留まることなく不断に変転する画面を作ってきた。色彩に重量を与えて、画面の中で形象を大きく変化させた上、そこに深い奥行さえも作り出す。元来大理石の彫刻を第一義に制作をしてきた…詳細 »
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馬場俊光 展
馬場の描く風景は、私たちに馴染んだ既視感と、逆に彼岸に立つかのような定まらなさを感じさせます。何しろ単色で描かれた風景は悉くエッジを巧みにはぐらかし、固有の色を排して目の前に広がっています。それはむし…詳細 »
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浮須恵 「静寂に立つ」
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高橋信行 「サンシャイン」
取り留めもなく撮った写真や、雑誌の切り抜きをもとに彼の絵は描かれていく。それは従来から変わらない。しかし彼の絵画は以前より更に、鷹揚な構えを見せて、私達の小賢しい言葉を封じてしまう。つまり一層普通にな…詳細 »
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市村しげの 「親密さの相対性 2」
銀色という無彩の上に、一見機械的に付されたドットが表現されていますが、今回も全て市村の手からスクイズされ描かれたものです。ドットは規則正しく描かれ、その一個一個がかけがえのない個そのものを表現し、更に…詳細 »
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ジャック・シャルティエ 「Testing」
彼女の作品を見ていると、視点が結べないもどかしさを感じてしまう。平面ながら柔らかな奥行きを持ち、色彩も私たちが慣れ親しんだ顔料の印象と微妙に食い違う。先ず彼女の絵画の下地は特製のレジン状のもので施され…詳細 »
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国本泰英 展
国内各地で多数の発表をし、海外でも多くのコレクターを持つ国本の2度目の個展。国本は主として人の群れを描いてきた。群像の一人一人は全く表情も、固有の色彩も持たない。まるで影のように描かれるが、輪郭は小さ…詳細 »
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宮岡俊夫 「誰も知らない場所」
[画像: 宮岡俊夫 「Landscape」 (2013) 油彩、キャンバス 130x193cm]詳細 »
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宮山香里 「空へ降りる方法 -il modo di scendere al cielo-」
宮山は表現に敢えて版というフィルターのかかった技法を選び、作品を囲いこむ制度―額装―から少し距離を置く。更に作品を固定の視点にさらすことを避ける。宮山の緩やかに揺れる布のドレープを通過すると、断言でき…詳細 »
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城田圭介 展 「Tracing / Background」
新聞に掲載された写真はいつも時事的な文章に囲まれているが、その記事をすべて隠匿し白黒写真の上にはグレースケールで、カラー写真にはカラーで色彩を施してみせる。この度の新作「Background」は作家…詳細 »
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櫻井英嘉 「没後初の作品集発刊を記念して」
作品は綿のキャンバスに淡々と三原色を塗り重ねた上、更に奥深く浸透を施したもので、常に時代の潮流に左右されないその独自の画業は大きな評価を得てきました。 重層と混色の末に至る黒の間際、その深奥から微かな…詳細 »
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佐脇健一 「Landmark」
[画像: 佐脇健一 「Landscape Naha 2007」 (2009) 写真に油彩 97x101.4cm]詳細 »
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櫻井伸也 「UNITED COLORS」
[画像: 櫻井伸也 「UNITED COLORS」 (2012) ミクストメディア、キャンバス 91x91cm]詳細 »
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小川敦生 「animation」
小川が選択する支持体は紙、黒板、ガラス、木、石鹸といった、おおよそ書きつけられる全てに及んでいます。ペン、チョーク、ニードル、描く道具は支持体によるものの、すべて全体は1 本の線で繋がっています。 行…詳細 »
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遠藤良太郎 「絵/画」
先ずコンピューター上のモニターに絵画を描き、キャンバスに出力するという遠藤の技法は基本的に本展でも踏襲されている。同じく何百年に及ぶアートに対する大きな懐疑や批評を底流に潜ませた表現に変わりはない。こ…詳細 »
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「版画コレクション展」
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馬場俊光 展
[画像: 緑の風景-5 (2011) 油彩、アルミパネル 48×182 cm]詳細 »
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眞壁陸二 「time after time」
1971年金沢生まれ。かつてキャンバスに表現的な作品を中心に描いていたが、木片を支持体として選択して以後、作品は大きな変化と展開を見せ始めた。フラットなキャンバスではなく不定形な上、木切れが持つ不連続…詳細 »
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安田佐智種 「Aerial」
初期には足の裏側という下からの視点で写真、ドローイング、それにリンクした体験的なインスタレ ーションを発表し大きな評価を得てきた。その後ニューヨークに活動の場を移し、視点を天地逆転させ高所から300葉…詳細 »
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マルコ・ティレッリ 展
ティレッリの主たる作品はボードかキャンバスに主としてテンペラを用いたものが多い。モティ ーフは概ね幾何学的な形が多く、そのほとんどが大きな余白を伴って宙空に描かれている。そのいずれもが美しいシャドウに…詳細 »
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オ・ソックン 「 教科書 (チョルスとヨンヒ)」
本作品は「チョルス」と「ヨンヒ」という朴正熙政権時代の教科書に登場し1990 年代の半ばまで用いられ た少年、少女を通して表現されている。 日本で言えば太郎と花子とでも言えばいいのだろうが、この…詳細 »
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市村しげの 「Intimate Relativity -親密さの相対性-」
ニューヨーク在住のアーティスト・市村しげのの個展「Intimate Relativity -親密さの相対性-」を開催致します。 既に1997年、全米最大のアートコンペティションの一つ「テキサス・…詳細 »
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佐脇健一 「Landscape 青空の記憶 Memory of Blue Sky」
佐脇健一は1949 年大分生まれ。 1971 年東京芸術大学大学院修了以来、風景彫刻の制作を続けてきた。 彼の創る風景は私達が日頃見慣れたそれとは大きく異なり、いずれも打ち捨てられ朽ち果てていく、赤く…詳細 »
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阿部未奈子 展
風景の映像をPC に取り込み揺さぶる。それを画面に映し、筆ではなくローラーを用いて作品を作り上げる。 ローラーが作る画面は小さなめくりを伴って静かでマットな表面と限りない平らかさを生み出します。 私た…詳細 »
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伊賀美和子 「悲しき玩具 ~ The Open Secret」
伊賀はおもちゃの人形を用いて、生身の私たちの生活や社会の状況を写真で表現してみせます。人を模した玩具は、そのパーツや伊賀によって図られた奇矯な姿態を借りて人の奥深く秘匿するものを怯むことなく暴いていき…詳細 »
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京橋~日本橋エリアの注目ギャラリー6か所を廻るギャラリーガイドツアー
Civic Artのナビゲートによる現代アートのギャラリーを巡るガイドツアー。毎回、数多いギャラリーの中からその時の旬な展覧会を選び、アート愛好家からギャラリー初心者の方までご満足いただけるツアーを企…詳細 »
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洪浩 「Things」
ホンハオは対象物をスキャンしてPC 内でその画像を再構成する。選ばれる物(My Things と彼は呼称する)はお金、ごみ、チョコレート、薬、ただただ丸いもの、など一つ一つを見れば余りの日常物だけに何…詳細 »
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高橋信行 「ふつうの絵」
撮りためてきた写真や雑誌の切り抜きをもとに高橋の風景は描かれる。頼りなげな線と色彩、とりとめなく茫洋と描かれた風景は参考にした写真とかなり様相を異にする。しかし見ているうちその風景が元来持ち合わせる素…詳細 »
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伊藤福紫 展
伊藤福紫は1980年にイタリアに渡り、それから30 年、日本、イタリアの間の文化交流は勿論、東西の間で大きな成果を残してきました。本年は丁度、渡伊30年にあたり本展はそれを記念する展覧会です。今までの…詳細 »
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濱田亨 展
長らくパリを拠点に活動を続ける濱田亨は2010年2月愛媛県美術館で回顧展(濱田亨40年の軌跡)を開催することとなりました。本展はそれに併せ近作をご覧いただくものです。 主として石彫を手掛けてきま…詳細 »
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山極満博「PALE BLUE」
山極は自分と世界の距離、またそのありかたを表現の核として多くのペインティング、写真、インスタレーションを発表してきました。このたびは新作を含め写真作品を中心に個展を開催いたします。ブローニのカメラで撮…詳細 »
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国本泰英 展
国本泰英は群像をもっぱら描いてきました。水泳の少年たちの作品が多いのは彼にとって、水泳が触れる機会の多かったスポーツでその折りの群れに馴染みが深かったという理由でしかありません。むしろ描いているうちに…詳細 »
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城田圭介 展
ベイスギャラリーでは下記の要領で城田圭介展を開催いたします。 恣意的な風景を選び、それもピントに配慮せず撮影された写真を画面に配し、その周囲をモノクロで描いていく技法は過去2回の展覧会と変わって…詳細 »
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馬場俊光 展
ベイスギャラリーでは下記の要領で馬場俊光展を開催いたします。 馬場が描く風景は匿名のものにも関わらず、私たちの中に深く静かに侵入してくるように思えます。人影なく、何の音も聞こえない。ことごとく喧…詳細 »
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ラルフ・ペーターズ 「Sky Lightening」
ラルフ・ペーターズはフランクフルト、マンハイムを中心にパリ、マイアミなどで個展、南米でも各地でグループショーに参加し世界中で旺盛な活動をしています。 彼の仕事は彫刻からはじまっており、写真の仕事も素材…詳細 »
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寺田真由美 展
寺田真由美の新作展を開催いたします。今回でベイスギャラリーでは3回目の個展となります。自ら模型として作り出した世界を小さな窓の向こう側から撮影した従来のシリーズに加えて、今回の展覧会では、寺田が住むニ…詳細 »
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阿部未奈子 展
先ず風景の写真をPCに取り込むことから阿部の作品制作は始まります。取り込んだ画像を揺さぶると見慣れた既存の風景は大きなゆがみを生み思いもかけぬ色彩と形が姿を現わします。それをキャンバスに投影し描く。色…詳細 »
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安田佐智種 展
1968年生まれ、安田は「足の裏側」と言う下からの視点で写真、ドローイングあるいはそれとリンクした体験型のインスタレーションを展開してきました。 身体が最も接地する足―その裏側―は最も人の知…詳細 »
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伊庭靖子 展
伊庭靖子は果実、デザート、家具、リネンと言った、ごく身近な素材を写真や雑誌のグラビアなどを通して油彩やパステルで描いてきました。 ただそれは単純なフォトリアリズムとは一線を画し、そうしたメディアは単…詳細 »
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遠藤良太郎 「Painting Field」
ベイスギャラリーでは下記の要領で遠藤良太郎展「Painting Field」を開催いたします。 内外の発表が続く遠藤ですが今回は初めて紙を用いた連作を発表いたします。 遠藤の作品は、絵画の制度…詳細 »
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市村しげの 「Time Drops」
1月18日、18:00よりオープニングレセプションを行います。詳細 »
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高橋信行 「2007」
高橋信行の作品は深い観察とともに、重なる推敲を経て描かれています。類似した構図の下絵を多数描いた末、時に放置しまるで実景を見るかのように、それを見返し、時間をかけてゆっくりと風景を作りあげていきます。…詳細 »
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季大純 展
今、中国の現代美術作家は急激に国際市場で伸張を遂げ、大きな話題を呼んでいます。季大純もその中で重要な位置を占め、国際的な評価を得ている作家の一人です。季大純の作品は他の中国作家とは大きく相違しており、…詳細 »
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伊賀美和子 「Madame Cucumber」
伊賀は、おもちゃの人形を登場人物として家庭や社会の情景を描き出した作品により、近年高い評価を受けている写真作家です。 1999年には「キャノン写真新世紀」の優秀賞を受賞しました。 約 20点の新作を…詳細 »
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大竹伸朗 「旅景」
ベイスギャラリーは東京都現代美術館における大竹伸朗「全景展」実現のために長らく準備をし、お手伝いをして参りました。また、同時期に全国各地で開催される展覧会にもすべて協力をしています。本展はそれらの展覧…詳細 »
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城田圭介 展
7月3日(月) 18:00よりオープニングレセプションを行います。 [「Another Day #1」, 2006]詳細 »
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阿部未奈子展
阿部未奈子は風景の写真をコンピュータ上で加工し、それをキャンバスに写す――そこには本来放埒な風景を組成する色彩ともどかしくも把えられない揺らぎが明らかに展開されて、彼女自身が確かに見たリアルな風景をそ…詳細 »
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'Passing on Distance' インドネシアの現代美術 第四の世代
ベイスギャラリーはアジア全域の作家をここ十数年の間紹介して参りました。この度インドネシアの 90年代後半から精力的な活動を始めている作家5 名を展示致します。これまで紹介をしてきたヘリ・ドノ、クリスナ…詳細 »
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濱田亨展
絵画と石彫という2つのジャンルで一貫して抽象表現を追究してきた濱田亨が、初めての試みとなる具象の新作絵画を発表します。牛やライオン、犬や猫の姿が風景の上に唐突に切り貼りされたような表現は一見ユーモラス…詳細 »
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寺田 真由美 新作展
寺田は現在ニューヨーク在住。 2001年以降、自分の手でつくった室内の模型を写真に撮るという手法で作品を発表してきました。 ベイスギャラリーでの2回目の個展となる今回の展覧会では、視点が室内から戸…詳細 »
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遠藤 良太郎 展 「PAINTING FREE」
コンピュータのモニター上で描画した図像をキャンバスに出力し、その上に数カ所絵具の筆触を描き足すという、遠藤が近年継続して取り組んでいる手法による新作約10点を展示します。 ペンタブレットを使った線描…詳細 »
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市村 しげの 展 「光と時間」
ニューヨーク在住のアーティスト・市村しげのの個展「光と時間」を開催いたします。 市村は1997年に全米最大のアートコンペティションのひとつ「テキサス・ナショナル」でアジア人として初の入賞(第2位)を…詳細 »
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大竹 伸朗 展 「On paper」
本展は、100×70センチのイタリア・ファブリアーノ社製ロサスピーナを使用した作品に限っています。描かれているのは、作家の日常の心に浮かんだ風景で、それは20年間に及んでいます。 作家自身紙という素…詳細 »
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常設展
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「歓迎、歓迎」 北京の現代美術
急激な変貌を続ける中国の首都・北京に生活と制作の拠点を置く、新しい世代の中国人アーティストたちの、平面作品を中心とした展覧会となります。 民主化運動の挫折を経験した90年代以降、欧米が求める「中国」…詳細 »
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移転オープン記念展「 財 飾 兼 備 - ART & MONEY 」
移転してきた金融の街、兜町にならい「アートとマネー」と題した本展は、両者が愛憎半ばする血縁であることをあらためてご覧戴くものです。神聖で純粋な素振りを見せるアートと通俗の貨幣は大きく相反するようにみえ…詳細 »