終了した展覧会・イベントです

丑久保健一 展

宇都宮美術館
終了しました

アーティスト

丑久保健一
1947年、東京の木場に近い江東区南砂に生まれた彫刻家丑久保健一は、少年時代に大工であった祖父の使うノミに魅せられしぜんに木を彫ることを始めます。1971年、美術学校を卒業後、宇都宮市・大谷にある採石場の巨大な地下洞に魅せられ、そこを仕事場とし本格的に制作を開始。生涯、その地下空間と、からだと他の区別さえつかなくなってしまうという漆黒の闇と対峙することを原点として作品を創り続けました。
本展覧会では、代表作《1・0・∞のボール》(陸のピース)をはじめ、第1回北関東美術展で大賞を受賞した《点の棲息》などの初期作品から、重力によって自在にその姿を変える《立方体のつながり》などの大型のインスタレーション作品、さらに丑久保作品の一つの特徴ともいえる《木によるドローイング》を展示。それらの作品は、作家が「巨大な建造物」と呼び制作の場となった地下空間や置かれる場、そして見るものが立つその場を宿して、丑久保健一の世界へと誘います。さらなる制作を期待されながら、惜しまれつつ2002年に世を去った丑久保健一の回顧展です。

スケジュール

2004年10月10日(日)〜2004年12月12日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
入場料一般700円、大高生500円、小中生 300円
会場宇都宮美術館
http://u-moa.jp/
住所〒320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077
アクセスJR宇都宮駅西口より関東バス(豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館行き)「宇都宮美術館」下車、JR宇都宮駅よりタクシー20分
電話番号028-643-0100