旅と温泉

東京国立博物館

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江戸時代の庶民は、生活が苦しく長旅に出る余裕などなかったと考えられがちです。しかし江戸時代中期における伊勢(いせ)参りは、現在の海外旅行ブームを超えるほどの盛況ぶりでした。ほとんどが団体旅行で、旅費は積み立て方式が一般的でしたが、農間稼ぎや駄賃(だちん)稼ぎによって旅費が捻出され、個人旅行も行われていました。女性の旅は通行許可証の発行などさまざまな規制がありましたが、江戸時代後半になると、働く女性たちの旅行が増加していたことが旅日記などからうかがえます。今日のガイドブックに相当する「道中記」「名所図会(めいしょずえ)」は、各地の名物や、旅の注意事項などの情報を収録したものです。その代表例である八隅蘆庵(やすみろあん)の『旅行用心集』には、快適な長旅をするための知恵がたくさんつまっています。また各地に分布する温泉に立ち寄ることも旅の楽しみの一つでした。『七湯の枝折』など温泉の案内書も多く出版されています。こうした江戸時代の旅の様相をご紹介します。

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2005年01月02日 ~ 2005年02月13日

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