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加納光於

ギャルリー東京ユマニテ
終了しました

アーティスト

加納光於
加納光於は1933年東京生まれ。独学で銅版画を学び、1950年代半ばから作品を発表。その後、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展、東京国際版画ビエンナーレ展など、数々の国際展で評価を高め、近年では愛知県美術館での大規模な展覧会が開催されました。現在も精力的に版画や絵画の発表を続ける日本を代表する作家の一人です。 加納の作品タイトルは、文学や生物学、動物に関連するものが多く見られますが、本展の新作タイトルは《serpentinata》 "セルペンティナータ"(蛇状曲線)です。後期ルネッサンス、ミケランジェロの「優美なる人体は蛇のようでなくてはならない」という言葉がありますが、そこから、殆どの作品にねじれ、よじれが表われます。それがこの「蛇状曲線」《serpentinata》です。以前の作品タイトルに《身を起こした蛇のような》《胸壁にて》等がありますが、加納は常に身体性と色彩の関係を作品に表現してきました。今回発表の新作にも、それらの様々なイメージが付加されて現われています。今回は、鮮やかな油彩で描かれた大作(2m x 3.5m)2点を中心に油彩13点、その他、新作版画集を発表いたします。新作版画集《セルペンティナータ》は、詩人平出隆氏の断章に触発されて加納が今年制作した作品で、今回の新作展に併せて展示いたします。 また、今回の展覧会カタログにも平出氏の文章を掲載する予定です。

スケジュール

2004年9月13日(月)〜2004年10月2日(土)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.kgs-tokyo.jp/human/2004/040913.html
会場ギャルリー東京ユマニテ
https://g-tokyohumanite.com/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅2番出口より徒歩2分、都営浅草線宝町駅A3出口より徒歩2分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩2分
電話番号03-3562-1305
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