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折りたたむ絵画—屏風絵のなぞ展

練馬区立美術館
終了しました

アーティスト

荒木十畝、池上秀畝、塩出英雄、仲山計介、佐藤多持、北村さゆり
屏風はその昔、部屋の間仕切りやお祝い事の飾りなどに使われる調度品でした。部屋の広さや風や陽の向きによって自在に折りたためるという機能は、中国や日本で特に重宝され、正倉院の御物をはじめ古くから絵の中にも描かれて親しまれてきました。しかし、近代以降は機能面ではなく、絵を描く基底材としての構造面が画家たちをひきつけることになりました。つまり、折りたためるということで狭いアトリエで制作しやすく、展覧会という広い会場で大きく広がる絵画作品となるからです。ですから、近代以降の展覧会に出品された屏風絵は基本的には折りたたむことなくフラットに展示されることが多いのですが、なかには折りたためる機能を活かして、平面的表現に奥行きのある連続する空間を生み出している作品もあります。今回の展示では折りたたんだり、折りたたまなかったりして、屏風絵の作り出す空間を見比べてみてください。折りたたむべきか?折りたたまざるべきか?

スケジュール

2005年12月15日(木)〜2006年2月12日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
入館は17:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館。
入場料無料
展覧会URLhttp://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/tenji/jousetu_byoubu.html
会場練馬区立美術館
http://www.neribun.or.jp/museum.html
住所〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16
アクセス西武池袋線中村橋駅より徒歩3分
電話番号03-3577-1821
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