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近代陶芸の精華 宮之原謙

千葉県立美術館
終了しました

アーティスト

宮之原 謙
宮之原謙(1898-1977)は、鹿児島県に生まれ、早稲田大学建築学科に入学しますが病気で中退し、以後、宮川香山、板谷波山に師事して陶芸の道に入ります。1926年には、宮川香山、板谷波山、沼田一雅を顧問として関東の陶芸家で組織された東陶会に創立から参画しました。1928年に帝展に《赤鉄結晶釉竹文壺》が初入選し、以後官展を中心に作品を発表しました。1956年には、日展に出品した《陶製花瓶(空)》が日本芸術院賞を受賞し、日展の主要な作家として活躍しました。その後、板谷波山の亡き後、東陶会の会長を務めました。戦後松戸市に移り住んで作陶活動を続け、県内の芸術文化振輿に寄与し千葉県文化功労者となります。
 宮之原の表現技法は、釉象嵌や素地への象嵌、彩盛磁や釉彩という彩磁技法が知られ、その作品は斬新さと現代感覚に溢れています。その精緻で先進的な作品は、近代陶芸の展開の中で重要な役割を担いました。
 本展覧会では、宮之原の初期から晩年までの代表的な作品110点余りを紹介し、陶芸家・宮之原謙の作品と創作活動の全貌を紹介します。

スケジュール

2005年11月26日(土)〜2006年1月22日(日)

開館情報

時間
9:0016:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 300円、大学生・高校生 150円、中学生・小学生・65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場千葉県立美術館
http://www.chiba-muse.or.jp/ART/
住所〒260-0024 千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
アクセスJR京葉線・千葉都市モノレール千葉みなと駅より徒歩8分
電話番号043-242-8311
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