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誰が袖図屏風と江戸時代のきもの

根津美術館
終了しました
現在のきものの原形である小袖は、17世紀後半から18世紀初頭、友禅染の技法的な完成と普及によって急速に拡大しました。江戸時代の小袖は、当時の公家・武家・ 町人などの階層の好みが反映されているのが特徴といえます。特に町方女性の小袖は友禅染の出現により、色鮮やかで絵画的な模様が流行しました。一方、武家女性が晴れの場で着用する打掛、小袖には、金銀糸や色糸の刺繍に摺匹田すりひったを用いた豪華で華やかな意匠がみられます。こうした傾向は明治時代へと継承され、形を変え ながらも現代のきものへとつながってきました。
 今回は、館蔵の小袖を中心に江戸時代から明治時代にかけてのきものの流行を、町方女性と武家女性の両面から見る機会といたします。さらに江戸初期頃の作品である 誰が袖図屏風を加え、画中にみえる蒔絵調度や、江戸時代の櫛笄などを併せて展示し、江戸時代の女性の風俗の華やかさを感じて頂きたく存じます。

スケジュール

2005年2月19日(土)〜2005年3月27日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料[コレクション展] 一般 1100円、大学生・高校生 800円 [特別展] 一般 1300円、学生 1000円、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.nezu-muse.or.jp/nxt-tenrankai/tenrankai.html
会場根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/
住所〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5出口より徒歩8分
電話番号03-3400-2536
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