生誕百年特集 映画監督 成瀬巳喜男

東京国立近代美術館フィルムセンター

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1905(明治38)年8月20日、東京に生まれた成瀬巳喜男は、1920年に松竹蒲田撮影所に入社、小道具係から助監督に転じて1930年に短篇喜劇『チャンバラ夫婦』で監督デビューを果たします。やがて“蒲田の女王”栗島すみ子が主演した『夜ごとの夢』(1933年)の優れた叙情性が認められ、若手のホープとみなされた成瀬は、トーキー映画の新会社P.C.L.(後に東宝)へ移籍して、夫婦間の葛藤というその生涯にわたる主題を先取りした『二人妻 妻よ薔薇のやうに』(1935年)や、長谷川一夫と山田五十鈴が絶品の掛け合いを見せる『鶴八鶴次郎』(1938年)などの傑作を送り出します。
饒舌な台詞を排し、登場人物たちの視線のやりとりや小さな身ぶりの積み重ねによって情感あふれるドラマを織り上げてゆく成瀬の手法は、撮影監督の玉井正夫、美術監督の中古智といった東宝撮影所の名スタッフたちの協力を得て、個々の作品に映画芸術の一つの到達点ともいえる輝きを与えています。映画が繊細な光と影の芸術であることを改めて教えてくれるこれらの作品群は、いまや世界的な評価を得るに至りました。
定員=310名(各回入替制)、発券=2階受付

メディア

スケジュール

2005年08月20日 ~ 2005年10月30日

アーティスト

成瀬巳喜男

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