GALLERY SPEAK FOR谷山恭子は、私たちの日常にある風景、特に家にまつわる記憶を色と形にして空間を作り続けている作家です。会場には、誰もがどこかで見たような室内がつくられます。リビングルーム、バスルーム、本棚のある部屋。しかし、それは、ほんとうにどこかで見た風景でしょうか。それともこれから現れる新しい希望の風景でしょうか。部屋という個人的な空間は誰にでも与えられた場です。谷山がちりばめた日常の断片的な風景となっている部屋を訪れる人々は、それらの破片をつなぎ合わせ、様々な思いをめぐらし、イメージを広げ新たな場、記憶を構築することができるでしょう。谷山はありそうでなさそうな空間を色彩豊かにつくりあげます。
“日常の断片的な風景を切り取る。切り取られた風景をパズルのように組み合わせ、新しい記憶の為の風景を作る。日常の喧噪を離れ、その風景に出会った人々にとって、自由に記憶を投影し、新鮮な記憶を再構築するための空間となることを祈って。“
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