ル・コルビュジエのメイクアップ

ギャルリー・タイセイ

終了しました

アーティスト

ル・コルビュジエ

近代建築運動では形態と構造の一致が求められました。各時代の建築様式をカテゴリー化し、気に入った様式を選んでファサードをつくるカタログポンの歴史主義は否定されたのです。
世紀の変わり目において、建築には、構造は建築の表層を支える裏方ではなく、構造の合理性がそのまま建築の表層を形作るような構造と表層との連関が求められ出しました。
本展覧会では、近代建築運動の担い手の一人であるル・コルビュジエの初期から晩年の作品に至るまでの表層表現に視点を絞り、コンクリート打ちっぱなしで一括されがちな彼の表層表現を見ながら彼の建築思想の変化を探ります。

スケジュール

2005年4月18日(月)〜2005年7月1日(金)