カナダ大使館高円宮記念ギャラリーカナダ大使館は、モントリオールを拠点に活躍しているアーティスト、ジェローム・フォルタンの7年以上にわたる作品を展示する個展「ジェローム・フォルタン:あちこちに」を開催致します。
ジェローム・フォルタンは、ケベック・アート界の中心人物です。彫刻インスタレーションを通して、彼は自分の作品を「好奇心の陳列室」(注:博物館、美術館の原型)、すなわち17世紀の私設博物館と20世紀および21世紀の大量消費に結びつけています。彼は素材としてコルク、瓶のふた、鍵、本や雑誌など、ごくありふれた平凡な物を選び、それらの色、形、手触り、大きさは、風変わりな味わいを求める好奇心に満ちた人々によって収集された花、貝殻、宝石、お守りなどを思い起こさせます。エコロジカルな認識を持つ詩人とも見られているフォルタンは、彼が用いる素材の来歴についてしばしば語ってきました。彼の作品は日常生活で使われる物で表現されていますが、それは収集、保存、展示の強い衝動から生み出されたものです。
「孤独」(小説や漫画の切り抜きの折り紙)や「海の風景」(色付けられたペットボトルを組み合わせた円形の壁面装飾)など、最近のシリーズはかつてないほど装飾的になっています。
フォルタンは現在34歳。これまで多くのグループ展や個展に参加しました。彼のインスタレーションは、モントリオール・ビエンナーレ(1998)や ”Growth & Risk Quebec New York”(2001)、イタリアのボローニャで行われた “Officina America”(2002)などの重要な展覧会に出品されました。
この巡回展のキュレーターはフランス・ギャスコンでジョリエット美術館により企画され、カナダ・アーツカウンシル及びカナダ民族遺産省が協力しています
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