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西村盛雄・松本陽子展 思考の器/発散する光

神奈川県立近代美術館 鎌倉
終了しました

アーティスト

西村盛雄, 松本陽子
神奈川県立近代美術館では、1988年から「今日の作家」として、現在活躍している二人の作家による展覧会を行ってきましたが、今回はその第10回目となります。
西村盛雄(1960- )は、1992年にドイツに渡ってデュッセルドルフ美術アカデミーで学び、その後もドイツにとどまって制作活動を続けています。「蓮」をもっとも重要なモティーフにしてその制作の核におき、自然のエネルギーや時間の蓄積を感じながら、さまざまな形態の蓮の葉を生み出しています。蓮から導き出される仏教的なイメージをも包み込み、さまざまな文化を超え、繊細であると同時に力強くもあります。蓮の葉をかたどった木彫「甘露の雨」ほか、同じく蓮をテーマに、蓮の葉を紙の層のなかに塗りこめた作品。さらにガラスを用いた立体作品など約20点を展示予定。今回の展覧会が日本では初めてまとまったかたちでの作品発表となります。松本陽子(1936- )は、60年代初頭のデビュー以来、一貫して抽象絵画の可能性を、果敢に、そして徹底して追求してきました。紫やピンクの茫漠とした色面が重層する独特の画面は、わたしたちを、光に満ち溢れた生成と解体の世界へと誘います。その色彩は物質性から解放され、純粋に視覚的な要素として画面を構成し、拭き取られた色面は、明確なかたちをとることなく相互に重ねられ、類例のない透明感と拡がりを漂わせています。松本の絵画は、純粋に抽象的な画面であるにもかかわらず、「水」や「風」や「樹木」や「空気」といった、わたしたちの身の回りの風景をも想い起こさせます。しかしそれらは、光を反射すると同時に吸収し、光も影も虚も実も、あらゆる要素を混沌のうちに包摂してしまう、ある種の母性を備えた絵画であるといえるでしょう。90年代初頭から 未発表最新作〈緑色の絵画〉シリーズまでの絵画作品とドローイング、約35点を展示します。
本展覧会では、それぞれ異なる二人の作家の作品による対話をご覧いただければと考えております。

スケジュール

2005年6月11日(土)〜2005年9月4日(日)

開館情報

時間
09:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館
入場料一般 800円、 20歳未満・学生 650円、 65歳以上 400円
展覧会URLhttp://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2005/nishimura_matsumoto050610/index.html
会場神奈川県立近代美術館 鎌倉
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
住所〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53
アクセスJR横須賀線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分
電話番号0467-22-5000
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