森村泰昌「諷刺家伝 - ゴヤに捧ぐ」

シュウゴアーツ

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新作は18世紀の巨匠、ゴヤの銅版画集「ロス・カプリチョス」を題材にしたものを中心に制作されました。このシリーズは18世紀末当時のスペイン社会を諷刺するもので、政治や宗教、悪徳や悪習などを批判的に描いています。森村はこの「ロス・カプリチョス」を再解読、再構成し、どのような現代的諷刺が生み出せるかに挑みました。
森村の作品に共通している、「自身が扮装し作品の内側に入り込むことで新たな理解を生み出す」という要素がこの新作にも如何なく発揮されています。必ずしもゴヤの解釈に沿わず、ゴヤの作品から見出した重要な要素「コメディ/笑い」「グロテスク/闇」「魅惑/美」…これらの複雑な要素を組み合わせ完成したものが、「ロス・ヌエボス・カプリチョス/諷刺家伝」、森村の演出・出演による現代社会をテーマにした寸劇です。観る者はめくるめく15点の場面から、戦争、経済、医療、複雑な人間の愛憎関係、ジェンダー、流行など、様々な現代社会の問題点を見出すことでしょう。それら新作全20点を掲載した美しい作品集も同時に制作されました。仕様はA4サイズハードカバー、フルカラー56Pです。ゴヤによるオリジナルの図版も掲載されており、森村バージョンとの比較も楽しめる興味深い一冊です。

メディア

スケジュール

2005年05月21日 ~ 2005年07月02日

アーティスト

森村泰昌

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