自給自邸 展 - セルフビルド魂万歳 -

LIXIL ギャラリー1 & 2

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家は買うもの、あるいは借りるもの――これが「家」に対する一般的な認識ではないでしょうか。しかも今日の消費社会において、それは「最大の買物」として人々の欲望をそそる商品となっています。
一方、そのような社会の中で生まれたレディメイドな住まいに満足できず、自分で家をつくること=セルフビルドを選んだ人たちがいます。家は生活や仕事を営む場であり、家族がより快適に、より自由に生きるための道具でもあります。だからこそ、自分でつくる-それは、彼らにとってごくごく自然な行為であり、実は誰もが持っている力ではないでしょうか。
本展では、自分の家を自分でつくり続けている人々の独創的な住まいのあり方を5つの事例をとおして紹介します。会場には、伊豆の山中の広大な敷地に形の異なる4棟の建築群が立つ松田・笹川邸、電信柱と廃材を利用して作られた3棟の工房と移築民家の母屋がある矢津田邸や、森の中のソローの小屋を彷彿させる素朴な佇まいの成井邸、また世界の旅の断片や記憶が随所に散りばめられた赤地邸、そして、鶏舎の骨組みを生かして改造され、ガラス、鉄、真鍮など多彩な素材が駆使された福嶋邸が、それぞれのディテール写真や家づくりの過程の記録などとともに登場します。そこからは、家というものが、作り手=住み手の創造力が自由に表現される場であり、生き方や思想までも刻んでいることを読み取っていただけるでしょう。同時に彼らの柔軟で骨太なセルフビルド魂も伝わってきます。

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2005年09月01日 ~ 2005年11月19日

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