中川佳宣 「薹(とう)」

タグチファインアート

poster for 中川佳宣 「薹(とう)」

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中川佳宣は1964年大阪府生まれで現在滋賀県在住。大阪芸術大学を卒業した1987年の個展以来、一貫して植物や植物と人間との関わり、すなわち農耕や栽培といった人間の根源的な営みをモチーフに作品を制作しています。様々な素材を自在に操る職人的な手技や、作品の素朴な佇まいから漂う豊かな詩情により、これまで多くの人々を惹きつけてきました。タグチファインアートでは、2003年の「on the table - 卓上の」と題した展示に続く3年振り3度目の展示となります。前回の展示「on the table - 卓上の」では、美術の問題である「彫刻と台座の関係」が、「作物と畝の関係」との類比という中川独自の視点から検討されました。彼のユニークな考察は、畑の畝に並ぶキャベツや白菜を出発点に、テーブル状の台座のうえに石膏の幾何学的な多面体が座する彫刻作品として結実し、田園風景を彷彿とさせる不思議な世界を提示しました。このテーマは中川が長年の宿題として抱えていたもので、同年の大阪ノマルエディションでの個展でさらに展開、複数のテーブルを並べたインスタレーションにより、そこに畑さながらの風景を現出させました。このときの展示で自分なりの答えを見つけた中川は、その後2年以上のあいだ、まとまった形での新作の発表から遠ざかりました。
布や再生紙・皮を使って作られたレリーフ状の作品「座の位置」と、ブロンズ鋳造による作品「薹」が今回の展示の中心となります。

メディア

スケジュール

2006年01月28日 ~ 2006年03月11日

アーティスト

中川佳宣

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