「大エルミタージュ美術館」展
このイベントは終了しました。
東京都美術館にて
メディア: 絵画
およそ300万点もの所蔵品を誇る世界最大の美術館のひとつ、ロシアの国立エルミタージュ美術館。「大エルミタージュ美術館展」は、その膨大なコレクションの中から、「都市と自然と人びと」をテーマに、15世紀のヴェネツィア派から20世紀の近代絵画まで、400年にわたるヨーロッパ各国の75人の画家による油彩画80点を厳選して紹介するものです。
自然の美しさや恵みが再認識される一方で自然破壊の危機が叫ばれ、都市問題がクローズアップされているのが現代ですが、程度の差こそあれ、いつの世にも同様の問題は存在してきました。人間を介して、自然と都市は離れ難く結びついているのです。こうした視点から、「家庭の情景」、「人と自然の共生」、「都市の肖像」という3つの柱に従ってルネサンス以降のヨーロッパ絵画の歴史を見ようというのが今回の展覧会です。
さまざまな時間と場所で巨匠たちが描いた風景は、現代に生きる私たちに、人間は都市という環境も含めて自然と相互に作用しあいながら存在していくことを訴えてきます。
エルミタージュ美術館と長い年月をかけて協議を重ね、日露文化交流の一環としてついに実現したこの展覧会は、2006年の企画展の掉尾を飾るにふさわしく必見です。
スケジュール
2006年10月19日 ~ 2006年12月24日
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コメント
エルミタージュというネームバリューからか結構ひとが多かった。
展覧会のサブタイトルどおりバラエティ豊かな作品でいっぱい。あまり日本では聞かない画家が多いからか、キャプションで画家について、作品についてが軽く触れられていた。
ただ作品をひとりで見つめているだけでも、そっとキャプションに目を向けると「しなる木々は風に吹かれているようだ」とか「作者の筆跡が鑑賞者の不安をあおる」とか指摘があって、自分の気付いていなかったポイントに眼がいく。こんなキャプションが安心した。
久しぶりにアカデミックな絵画をみた気がするけど、「絵画は窓」。昔のひとはよく言ったもんだ。


