UNギャラリーアフリカ東部はそのとんがった地形から「アフリカの角」と呼ばれています。ソマリア、エチオピア、ジブチ、スーダン、ケニヤを含む「アフリカの角」及びその周辺地域では、洪水・干ばつなどの自然災害や長い紛争が原因で、飢餓が続いています。そのためか、近頃日本で目にするアフリカの情報は、悲しく凄惨な状況を伝えるものが多いように思います。しかし、本来これらの国々には食文化をはじめとする平和で豊な文化があるのです。
このパネル展では、日本の子どもたちにアフリカの人々に対して親近感を持ってもらいたいと思っています。さらに、今一時的に直面している飢餓の状況から、本来の多様な文化を持つ生活を取り戻すためには自分たちに何ができるのかを、子どもたち自身に考えてもらいたいと思っています。
主な対象年齢は小学校中学年以上で、子どもたちにアフリカの素晴らしさと緊迫した飢餓の現状を知ってもらいたいと思っています。第一部は、「アフリカの角」及びその周辺諸国における人々の平和な暮らしから一転して食糧不足に陥るまでを、写真パネルに簡単な文体で解説をつけて、物語調に描いています。第二部は、WFPと「アフリカの角」地域におけるWFPの活動を紹介します。第三部は、アフリカの状況を改善するために自分たちに何ができるかを子どもたちに考えてもらうために、一般の人々によるWFPへの支援活動を紹介します。そのほかにも、現地で実際に配布されている食糧や、現場のWFPスタッフが使用しているグッズ、また同世代のアフリカの子どもたちの描いた絵などを展示するコーナーを設置します。さらに、「FOOD FORCE」というコンピューター・ゲームを使って、食糧援助を疑似体験できるコーナーを設けます。
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