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「衣笠貞之助の世界」展

国立映画アーカイブ
終了しました

アーティスト

衣笠貞之助
本年は我が国を代表する映画監督、衣笠貞之助(1896-1982)の生誕110周年にあたります。もともと舞台の女形であった衣笠は1917年に日活向島撮影所に招かれ、新派映画の女形として映画界への一歩を踏み出しました。また、映画女優の台頭に伴い監督業に転向してからは、前衛的な無声映画「狂った一頁」(1926)、「十字路」(1928)を発表した進歩的シネアストとして、あるいは二枚目スター林長二郎(後の長谷川一夫)を育て記録的ヒット作「雪之丞変化」(1935-36)を生んだ松竹時代劇の主力監督として、さらに戦後はイーストマン・カラーによる「地獄門」(1953)で日本映画に初のカンヌ映画祭グランプリをもたらした世界的巨匠として、衣笠は常に時代の先頭を走りながら日本映画史にいくつもの新たな頁を刻みました。

このたびの展覧会は、衣笠本人の遺品にフィルムセンターが所蔵する映画資料を加え、日本映画が誇る《巨人》の足跡をたどるものであり、「十字路」完成後の衣笠が海外映画界視察のためソビエト、ドイツ等を訪問した際の珍しい資料も交えての開催となります。

スケジュール

2006年10月3日(火)〜2007年3月31日(土)

開館情報

時間
11:0018:30
※上映イベントの上映時間は企画によって異なる
※展示室の入場は18:00まで
休館日
月曜日
上映準備・展示替期間・年末年始休館
入場料[上映]〈所蔵作品上映〉 一般 520円、大学生・高校生・65歳以上 310円、小学生・中学生 100円 [展示室]一般 250円、大学生 130円、高校生以下・65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/FC/TeinosukeKinugasa/index.html
会場国立映画アーカイブ
https://www.nfaj.go.jp/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分、都営浅草線宝町駅A4出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩5分、JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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