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特別展「唐鏡」

泉屋博古館東京
終了しました
三百年にわたる南北分裂に終止符をうち中国を統一した隋王朝、そしてそれに続いて成立した唐王朝は、華麗にして国際性豊かな芸術文化を開花させ、東アジア周辺地域に大きな影響を与えました。日本にも正倉院御物をはじめとする多くの文物がもたらされ、現在に伝わっています。さらに実際の伝来品だけでなく、そこにあらわされた文様モチーフは、次第に日本文化の中に浸透し定着していきました。
このように日本にも強く影響を与えた隋唐時代の文様モチーフは、その大多数が主要金属工芸品である鏡に表現されています。それらは鏡製作の発達とともに、当時の世相や社会風潮を敏感に反映して、時期によって大きくスタイルを変化させています。
本展覧会では、泉屋博古館蔵品に、国内美術館収蔵の名品を加え、このような唐鏡の全貌を、とくに文様にスポットをあててご紹介いたします。
また、唐鏡の影響を受けて、日本で製作された国宝「瑞花鳳凰八稜鏡(線刻仏諸尊鏡像:平安時代)を特別公開致します。
なお、螺鈿鴛鴦瑞花八花鏡(盛唐〜中唐、白鶴美術館蔵)は6/3〜6/18及び7/8〜7/23の展示となります。
6月3日(土)・6月24日(土)・7月8日(土)午後2時より
「唐鏡の文様」 泉屋博古館学芸員 廣川守

スケジュール

2006年6月3日(土)〜2006年7月23日(日)

開館情報

時間
11:0018:00
金曜日は19:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 520円、学生 310円、未就学児童無料
会場泉屋博古館東京
https://sen-oku.or.jp/tokyo/
住所〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
アクセス東京メトロ南北線六本木一丁目駅3番出口より徒歩4分、東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩6分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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