メルシャン軽井沢美術館アーティスト
フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー
自然と人の共生を探求し続けた芸術家フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(1928-2000、オーストリア)。彼の作品の多くには共通の意志が感じられます。それは人と「自然」との関わり方、そして人をとりまく「環境」の捉え方です。これらを重視したフンデルトヴァッサーは、自然をモチーフとした絵画作品を数多く制作したほか、環境に対するアプローチとしてゴミ焼却施設のプロジェクトを行なったり、都市生活への自然の導入としてブルマウ温泉村(スティーリア、オーストリア)などのいくつかの建築物を手がけるなどしました。
このようにフンデルトヴァッサーは、自然を守るために自分たちの手で環境をデザインしなければならないという人間社会の状況を一つ一つ体現していきました。現代に生きる人々が避けては通れない問題を、一人の芸術家がどのようにアプローチし、どのような意思を持って表現していったのか。
この展覧会によって、フンデルトヴァッサーの表現世界を知るとともに、われわれがどのように自然や環境に対して関わっていけば良いのか、そのヒントが得られるのではないでしょうか。
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