ギャルリー・タイセイル・コルビュジエ(1887~1965)は20世紀を代表する建築家ですが、同時に、画家、彫刻家としても作品を残しています。しかし、彼の描いた数多くの絵画、スケッチを実際に目にする機会はあまり無いのではないでしょうか。
今回の展覧会では、大成建設が所蔵するコレクションの中から、ル・コルビュジエの「手帖(スケッチブック)」を展観いたします。この手帖は日本初公開の作品です。
ル・コルビュジエは、毎日必ず、小型のスケッチブックを携帯し、気になるものを描き、メモし、そのとき携わっていたプロジェクトについてのアイデアを記していました。彼のスケッチブックについては、「LE CORBUSIER SKETCHBOOKS」「VOYAGE D'ORIENT CARNETS」などが出版され、その内容を知ることができますが、行方不明の手帖も多く、全てが網羅されているわけではありません。今回、展示いたします「手帖」はその空白を埋める、失われた一冊であり、初めて私たちの目に触れるものとなります。小さな一冊ではありますが、ル・コルビュジエが日頃何を考え、何に興味をもっていたのか、彼の発想のカギがその中には隠されているのです。
本展では、併せて、コレクションの素描、コラージュ作品の中から、「手帖」と同時期に描かれた作品も展示いたします。
第1部 4月10日(月)~5月19日(金)
第2部 5月29日(月)~6月30日(金)
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