終了した展覧会・イベントです

加山又造 「アトリエの記憶 II」

多摩美術大学美術館
終了しました

アーティスト

加山又造
加山又造(1927~2004)は、日本画家という言葉では括れないほど、多彩な表現を持ち合わせた作家でした。額装・屏風・軸装・扇面・陶磁器・染織・版画・デザイン・・・などといった、絵画という枠に囚われない表現形式に次々と挑戦し、常に作家自身の新しい分野を切り開くのと同時に、戦後の日本美術界に衝撃を与え続けてきました。2004年に逝去した後生前の作家の意志、またご遺族の協力によって5000点に及ぶ制作に関わる資料が多摩美術大学に寄贈され、それに伴い、2005年には加山又造研究会が発足しました。

本展では本学絵画学科版画専攻教授・渡辺達正による銅板研究の研究成果と共に「ほね貝と千鳥」等の代表的な銅板作品6点や、原版などがご覧いただけます。またこれらの貴重な作品及び制作資料を少しずつではありますが公開していくという目的に基づき、作家の様々な表現のうち銅板画と屏風に焦点を当て、屏風作品「倣北宋水墨山水雪風景」をはじめ、その制作資料の中から軸装を終えたばかりの大下絵や小下絵を、版画では、刷りの過程でできた色版やテスト刷りを展示します。一つの作品が出来上がるまでの道筋をたどっていただけることと思います。

•関連イベント
トーク:「銅板画の刷り実演」
2月2日(金)13:00 -16:00
講師 木村希八 (木村希八版画工房)
会場  1F多目的室
見学自由

スケジュール

2007年1月6日(土)〜2007年2月25日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
※現在リニューアルに向け長期休館中
入場料一般 300円、大学生・高校生・中学生・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
※現在リニューアルに向け長期休館中
展覧会URLhttp://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/070106.htm
会場多摩美術大学美術館
https://museum.tamabi.ac.jp/
住所〒194-0215 東京都町田市小山ヶ丘6-4-8(事務室)
アクセス※2023年3月31日をもちまして多摩市落合での事業は終了致しました。現在、リニューアルに向け準備中です。
電話番号042-706-7767(事務室)
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