ラウル・デュフィ「美、生きる喜び」

大丸ミュージアム・東京

終了しました

アーティスト

ラウル・デュフィ

20世紀の最も偉大な画家の一人であるラウル・デュフィ(1877～1953)は、創造的な色違いで優れたフォーヴィスム絵画を描きました。さらに彼は、平面的で大胆な従来のフォーヴィスムのスタイルから、叙情的な線と華麗な色彩、静かな光に満ちた独自の絵画を生み出したのです。
その長く輝かしいキャリアの間に、デュフィは多くの偉大な作家・芸術家たちと関わり、何千もの油彩・水彩画に加え、木版・石版・銅版・水彩・デッサンによる文学作品の挿絵も描いています。
また、ファッションデザイナーの先駆であるポール・ポワレ、1912年から1928年にフランスのシルク製造業を率いたビアンシニ＝フェリエ社との仕事により、デュフィはドレス生地やインテリア・ファブリックにアール・デコの元となる豊かなデザインを創りあげました。
本展では、ヨーロッパのプライベートコレクション及びビアンシニ＝フェリエ社から協力出品される12点の油彩、90余点の水彩・グワッシュ、素描に加え、デュフィがデザインした織物などあまり知られていない絵画以外の業績や参考資料も併せて展覧し、デュフィの華麗な創作の全貌に迫ります。

[「旗で飾った船(レガッタの祝祭)」、1946年]

スケジュール

2006年9月7日(木)〜2006年9月26日(火)