GALLERY SIDE 2アーティスト
古川弓子, 石川結介, カトリーナ・ムーアヘッド, ロブ・プルーイット, シルヴィ・フルーリー
世代も国籍も異なる5人の作家たちが織り成す、ポップな世界。きらきらとした甘い誘惑の中に鋭い刺もあるので御用心。心地よくも挑発的なグループ展。ファッションや車の魅力など日常に溢れるグラマーを活用しながら、ゴージャスでクールなフルーリの作品。スマートな切れ味でアートの奥深さを体感させる。今回はミニマルにピンクのボアを使った抽象的な未発表作品。ビニールに描かれたレッド・カーペットのパリス・ヒルトン、エビアンのボックスで作った噴水、グリッターをあしらったパンダのキャンバス、ロブ・プルーイットが見るポップ・カルチャーは陽気でオシャレ。故に時々もの哀しい。新作ガラス彫刻に乞う御期待。アメリカ、イタリア?本の現代文学作品にインスピレーションを受け、翻訳の不可能性や共通言語の難解さを切り取る作品を丁寧に作り続けてきた古川弓子。新作では古今和歌集を基に、緊張感のある彫刻を仕上げ、静かで透明な詩的世界を展開する。
2005年のヴェニスビエンナーレ北アイルランド・パビリオンでのインスタレーションに参加したカトリーナ・ム-アヘッド。白いシャンデリアを使ったインスタレーションで知られるが、華やかで静謐な作品からは妖し気な日常の裏側が。ウォールぺィントアーティストとして豊富なキャリアをもつ石川結介の初めてアートワークとしての壁画。画廊空間に、天から降ってきような宝石の粒が浮かび上がり、商業とアート、教会と壁画、個人的なオブセッションと集団的記憶などあらゆるフックに挑戦する。
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