画家、石山朔(いしやまさく)の展覧会を下記のとおり開催します。石山朔は横浜で1950年代より約半世紀にわたり作品制作を続けてきましたが、残念ながらこれまで紹介される機会が殆どありませんでした。時代時代の影響を受けながらも独自の展開をし、描き溜めてきた1,000点にも及ぶその集積は、石山の人生の軌跡ともいえます。生きることと表現することを往来し、85才を越えてもなお、大きな声でサンタルチアを歌い、500号の大作を描き続けるエネルギーは、見るものを微笑ませ、圧倒します。この展覧会では1940年代から2006年の最新作まで、石山の作品スタイルの変遷とその生き様をたどる85点を、BankART Studio NYKの1,000平米の大空間を使って紹介します。