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富本憲吉のデザイン空間

パナソニック汐留美術館
終了しました

アーティスト

富本憲吉
人間国宝、文化勲章受章者、陶芸家としての富本憲吉を知る人は多いけれども、富本憲吉が建築への目をもっていたことを知る人はすくない。富本は、建築が建築家の仕事になりつつある明治時代の終わりに、東京美術学校で建築への目を開き、日常のなかに新しい生活のありかたを提示した芸術家だった。美術学校図案科で建築を学び、ステンドグラスを修得しようとロンドンに留学、帰国後には奈良の旧家の自室を改造して、そこで建築という総合芸術に帰属するさまざまなデザインの試みを、東京に発信したのだった。壁面を飾る版画というグラフィック・デザイン。タピスリーや椅子、照明器具などのインテリア・デザイン。さらに<<美的趣味>>という室内の教養を演出する書籍や飲食器。富本の陶芸作品はその延長線上にできている。
本展は、富本の絶えず考え続けた新しい居住空間を再現しながら、陶芸作品との関連を示し、現代における富本憲吉の意味を問う、21世紀の富本憲吉展である。(山田俊幸/本展監修)

[色絵額皿「洋蘭とアジアンタイム」]

スケジュール

2006年7月22日(土)〜2006年9月24日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
水曜日
展示替期間・夏期・年末年始休館
入場料
展覧会URLhttp://www.mew.co.jp/corp/museum/kaisai.html
会場パナソニック汐留美術館
https://panasonic.co.jp/ew/museum/
住所〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
アクセス都営大江戸線汐留駅3番出口より徒歩5分、JR新橋駅汐留口より徒歩8分、東京メトロ銀座線新橋駅2番出口より徒歩6分、都営浅草線新橋駅より徒歩6分、ゆりかもめ新橋駅より徒歩6分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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