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林武史 「石間」

東京画廊+BTAP
終了しました

アーティスト

林武史
林武史は1956年岐阜県生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科修了後、さまざまな形状の石を複数用いることで石と石、石と空間の関係性を表現する彫刻家として活躍しています。最近では、2005年に出雲・玉造アートフェスティバルにて「歩く人-玉作湯神社」を制作、今年は東京ステーションギャラリー主催の「駅2006年」展に参加、今回の東京画廊での展覧会では、4畳半の彫刻を大理石で制作します。

今回の展覧会への意気込みを林は以下のようにコメントしています。
『4畳半という広さは、我々日本人には生活空間としてたいへん馴染みのある広さである。同時に茶室の基本的な部屋の大きさとしても知られている。畳文化で育った私は、この小部屋を基に空間感覚を育んで来たように思う。
大概の石は野外で見るのが良いと思う。自然環境に耐え得るものであるからだ。しかし、大理石は例外である。やさしく何かで被い護られた環境で見るのが良いと思う。大理石は西洋を想起させ4畳半(日本文化)と馴染まないのではといった心配を抱きつつも、その不釣合いが現代における矛盾の持つ力となりえる面白さがあると考え、室内空間(画廊)で私の4畳半を大理石で造ってみたいと思った。』

屋外を意識した作品を中心に制作する林武史が、室内空間でどのような作品を作り上げるのか、是非「石間」展にお越しください。

オープニング・レセプション:2006年12月8日(金) 18:00 - 20:00

スケジュール

2006年12月8日(金)〜2006年12月28日(木)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
会場東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 7F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅A3出口より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅5番出口より徒歩5分
電話番号03-3571-1808
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