終了した展覧会・イベントです

まだ見ぬ日常への案内者たち

世田谷美術館
終了しました

アーティスト

長大作、細谷巖、矢吹申彦
1960年代以降、高度経済成長下で消費社会が促進されると、いわゆる絵画・彫刻といった美術と併走するかのように、デザイン、イラストレーションが新しく時代を表現するジャンルとして台頭してきました。デザイナー、イラストレーターはそれぞれ個人の表現としても作品を制作し、時代を導くリーダーとして扱われるようになっていきます。また、アーティストとも呼ばれ、近代以降につくられた美術との境界も、再び消えてしまったかのようにも見えます。また、近年では、デザインは物のフォルムの問題ではなく、ライフスタイルを提案するものとして、改めて考え直されているようです。
この展覧会ではデザインの領域で活躍している、長大作、細谷巖、矢吹申彦の制作活動の軌跡を辿ります。この3人は、世代も活動の分野も別々です。しかし、個人の意識とデザインという行為を照らし合わせそれぞれ独自のスタイルを築くなかで、新しいモードを創り出すことのみを目的とはせず、創造の基準となるものを探求、確立してきたようにみえます。この3人の活動を連続的に展覧することによって、それぞれの制作活動を見つめ直すとともに、様々なデザインに囲まれている私たちの生活の様相を、再確認することができないかと考えています。

7月29日(土):展示室トーク
8月5日(土):ダンス・パフォーマンス「under the table, over the chair」
8月6日(日):一日複画頒布會+展示室トーク
8月26日(土)、27日(日):ワークショップ〈誰もいない美術館で〉vol.9『身にまとう、すわる、夏の浴衣演劇』

スケジュール

2006年7月15日(土)〜2006年9月24日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料[常設展] 一般 200円、大学生・高校生 150円、小学生・中学生・65歳以上 100円、企画展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
会場世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
住所〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
アクセス東急田園都市線用賀駅北口より東急バス「美術館」下車徒歩3分、東横東横線・東急目黒線田園調布駅東口より東急バス「美術館入口」下車徒歩5分、小田急小田原線千歳船橋駅南口より東急バス32分「美術館入口」下車徒歩5分、東急田園都市線用賀駅南口より徒歩17分
電話番号03-3415-6011
関連画像

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