リビングデザインセンターOZONEアーティスト
マルック・コソネン、カリ・ヴィルタネン 他
フィンランド郊外の小さな村が世界中から注目を集めています。
首都ヘルシンキから西に80km、フィンランド近代産業発送の地、フィスカルス村。豊かな川と森林に恵まれたこの地に1649年、世界的に知られる刃物メーカー「フィスカ-ス社」が誕生します。ところが、1977年フィスカ-ス社がアメリカに工場を移してから、使われることのない古い工場、空き家、19世紀の建造物は過去の遺産になろうとしていました。そこで、フィスカルス村の豊かな自然環境と文化的遺産と伝統に魅せられたデザイナー、アーティスト、職人たちが集い、1994 年に合同作品展が開催されます。こうした「デザインによる村おこし」が高く評価され、1996年には協同組合が設立されました。現在、その活動は内外に向けて発信されています。
本展ではフィスカルスで活躍するデザイナーやアーティストのテーブル、椅子、スツールなどの家具、オブジェ、テキスタイル、彫刻、絵画などの作品を展示します。フィンランドの自然を素材としたクラフト作品から、世界へ向けて発信されるプロダクトデザインまで、幅広いプロフェッショナルの集合体であることをあらためて認識させられる作品群が揃います。
あわせてフィスカルスの再生プロセス、フィスカ-ス社の企業ストーリー、デザインによる村おこしまでを紹介するユニークな視点の展覧会です。
■シンポジウム: 「デザインによる村おこし~なぜ、フィンランド・フィスカルス村は成功したのか?~」
日時:2006年8月25日(金)16:00~18:30
会場:OZONE3階 パークタワーホール
入場:無料
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