「笑い展:現代アートにみる“おかしみ”の事情」展

森美術館

poster for 「笑い展:現代アートにみる“おかしみ”の事情」展

このイベントは終了しました。

私たちはみな、知っている世界や見えている風景、明らかな権力などに支配されがちですが、計り知れない自然や科学の力、目に見えない感覚や感情、新しい何かを創造する力なども、私たちが生きるためは欠くことのできないものです。現代アートは、しばしば説明のできないこれらのものを体験させたり、見せてくれたりします。それは、世の中の新しい見方や真実を追究する態度を教えてくれるものでもあります。時に不快な印象を受けるのも、社会の表面では隠されているものや、常識的な許容範囲を越えたものを提示することで、見えないものを見せようとしているからだとも言えるでしょう。
私たちを笑わせてくれるユーモアやジョーク、風刺や寓話などにも、これと似た役割があります。笑いは緊張感を緩和し、固定化した考え方や保守的な権力などに揺さぶりをかけ、それが真理であるのかを問いかけます。笑いはきわめて主観的なものでもあり、不快感と隣り合わせでもあります。『笑い展:現代アートにみる「おかしみ」の事情』は、むしろ脇役的な存在であるこの「笑い」の要素を集め、現代アートにある「おかしみ」を通して、作品のメッセージを読み取ろうとする試みです。笑いによって緩和された感受性の扉から、みなさんにはどのような世界が見えてくるでしょうか。

作品をただ笑っていただくもよし、その「おかしみ」の事情を考えていただくもよし。世界中から集結した50名の現代アーティストによる映像、写真、インスタレーションなど約200点。笑いのぎっしり詰まった森美術館をどうぞお楽しみください。

【画像:ブルー・ノーズ《革命は続く》2005年 Cプリント 75×100cm エディション5/10
Courtesy: Galerie Volker Diehl, Berlin and Guelman Gallery, Moscow 】

メディア

スケジュール

2007年01月27日 ~ 2007年05月06日
3/20(火)、5/1(火)は開館時間を22時まで延長

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Reviews

pbyjp: (2007-01-28 at 19:01)

Review of the show in English by Roger McDonald:
http://rogermc.blogs.com/tactical/2007/01/laughter_at_the.html

donald_japantimes: (2007-02-08 at 17:02)

Funny and dark, the Mori laughs
By Lucy Birmingham Fujii
Special to The Japan Times

"I tend to like works that make me laugh," says Senior Curator Mami Kataoka. "Laughter distorts conceptions of normal. I thought laughter could be a good way to provide a bridge between the art world and the public ..."

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fa20070208a1.html

donald_japantimes: (2007-02-08 at 17:02)

Rejecting kawaii culture
Interview: New York-based Momoyo Torimitsu refuses to lump herself in with artists inspired by anime
By KAY ITOI
Special to The Japan Times

"When I meet European dealers, they say they want to visit my studio. When they show up, they are obviously disappointed because my work is not what they expected. This has happened a few times. There are certain expectations for a female Japanese artist ..."

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fa20070208a3.html

sakuragirl: (2007-02-20 at 09:02)

鳥光桃代さんの『Horizons』が印象的でした。

匍匐前進している彼らは仲間や建物、外枠にぶつかると動けなくなり、もがくしかなくて
更に電池が切れたら、それすらできなくなる……

何か、哲学的な気がします。

justkissme: (2007-02-22 at 22:02)

An awesome exhibit and interestingly curated. It's filled with interesting, memorable contemporary artists, and I especially liked the exhibit on the smile in Japanese ancient art. One scroll was all about... a farting competition.

pandalab: (2007-03-30 at 10:03)

様々な形態の作品が展示されているので、結構時間が必要かもしれません。
僕も鳥光桃代さんの作品は面白いと思いました。
鳥光さんの代表作「宮田二郎」(匍匐前進するサラリーマン)を思い出しました。
ユーモアやジョークは大切だと感じました。
同時開催の「日本美術が笑う」も楽しいです。

http://pandalab.blog50.fc2.com/blog-entry-88.html

andreas: (2007-04-02 at 03:04)

A couple of interesting artworks, but to be honest, I didn't quite get the "all about laughter" part. If this exhibition is considered to be about humor and irony, then it's a sad world we're living in...

inostill: (2007-05-02 at 22:05)

吹き出すような笑いを求めていくとそういうことは少なくどっちかと言えばニヒルなアヒル、風刺、皮肉、と言ったところが正しい。
http://www.j-love.info/ino/archives/20070502_all_about_laughter_humor_in_contemporary_art_exhibition.html

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