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鳥居清長 「江戸のヴィーナス誕生」

千葉市美術館
終了しました

アーティスト

鳥居清長
鳥居清長(とりい・きよなが/1752-1815)は、江戸時代、天明期(1781-89)を代表する浮世絵師です。江戸名所を背景に描かれた長身ののびやかな美人像は、近代になって、天明のヴィーナスとも呼ばれ、喜多川歌麿とともに浮世絵美人画の絶頂期を形成しました。その美人の遊歩するさまは、新興都市江戸の人々が心から江戸に愛着を感じ、誇りを持ちはじめた時代の、心地よく明るい気風を伝えてくれます。

狂歌や洒落本など、江戸ならではの文化が発達した時代でもあり、出版界もますます活発になって、豪華な多色摺の錦絵が一般化しました。紙も中判から大判へ、さらに2枚続、3枚続などの広い画面で出版されることが珍しくなくなり、その色彩豊かで広い画面に生気を得た美人たちの姿は、私たちに、江戸をひとつの理想郷のように伝えてくれます。

この展覧会は、天明期の美人画を中心に、役者絵を代々手掛ける鳥居派当主としての清長の活躍、初期の作品、肉筆画、版本など、国内外から選ばれた約270点の名品により構成されます。

• 関連イベントの詳細に関しては、美術館のホームページをご覧下さい。

スケジュール

2007年4月28日(土)〜2007年6月10日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
毎月第1月曜日は休館(祝日の場合は開館)
年末年始休館
備考
5月21日(月)は休室
入場料一般 1000円、大学・高校生 700円
展覧会URLhttp://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2007/0428/0428.html
会場千葉市美術館
https://www.ccma-net.jp
住所〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
アクセス千葉都市モノレール葭川公園駅より徒歩7分、京成線千葉中央駅東口より徒歩約10分、JR千葉駅東口より徒歩15分、
電話番号043-221-2311
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