photographers’ gallery本展は、2005年5月に開始した展覧会「disPLACEment——「場所」の置換」の第2弾にあたる。今回は、1960年代末から今日に至るまで、精力的な試行を継続している美術作家・倉重光則の個展である。
展覧会は、新作インスタレーションと、福岡県志賀島において1970年に制作した作品(現存せず)の記録写真に基づく展示によって構成される。そこでは、新作における現在と現存しない作品における過去といった時間的な隔たり、また同時に、東京と福岡あるいはギャラリー空間と屋外空間といった場所の隔たりを発見することになるであろう。
グローバル化に伴い、場所と時間の固有性が不確かなものになりつつある現況において、美術「作品」はその存立の根拠において、ますます危機的な状況を迎えている。ならば、今日における「作品」は、場所や時間をいかに“disPLACEment”するかという「問い」に対して差し向けられるべきであろう。本展では、そのような” disPLACEment”的問題に対して、ひとつの回答を与えることを目論んでいる。
オープニングパーティー: 2月13日(火) 18:00から
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