「何も知らない」展では、自らの目で確認することには限界があり、それを前提としながらも未知や無知の世界を探るという試みを中心に構成されています。最もアーティストに近しいものごと=自分の身体を土台に、しかしそれを確認する手段がカメラや鏡に頼るしかないという情けない現実を示しています。これまでに廣は、「Rotating a Skull」という頭蓋骨を手に取り、あらゆる角度から鑑賞し、重さや触った感覚を元に永遠に見ることの出来ない身体部位を想像する、といった映像作品を制作しています。今回発表する映像作品も頭蓋骨をモチーフに、頭部に肉付けをし復元を試みるといった事が行われています。前作では頭蓋骨の本体や内部に着目していたのに対し、今回は肉や皮膚といった外部的な要素に着目しています。
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