「青山二郎の眼」展
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世田谷美術館にて
メディア: 陶芸 ・ トーク・イベント
希代の目利きで、いわゆる「骨董」世界の完成者である青山二郎(1901-1979)。東京の裕福な家庭に生まれた青山二郎は十代半ばから天才的な審美眼を発揮し、20代には柳宗悦の初期の民藝運動を支え、日本民藝美術館の設立趣意書に浜田庄司、河井寛次郎らとともに名を連ねました。
本展は現在東京国立博物館の中国陶磁の中核となっている横河コレクションの中から、青山が『甌香譜』に掲載した中国陶磁の優品や青山が見出した朝鮮や日本の古陶磁の名品、青山ゆかりの人々へと渡っていった旧蔵品などを通して、美の探究者・青山二郎の足跡を辿るものです。
[関連企画]
6月9日(土)
講演会「いまなぜ青山二郎なのか」
6月16日(土)
講演会「“骨董の時代”を拓いた男・青山二郎」
7月1日(日)
鼎談「青山二郎をめぐって」
企画詳細については美術館サイトをご覧下さい。
スケジュール
2007年06月09日 ~ 2007年08月19日
コメント
「目利き」という言葉がある。
モノの真贋を瞬時に見分け、時代、作り手の知識との糸を結ぶ。
彼がそうした「目利き」であったか。
否。
> 優れた画家が、美を描いた事はない。
> 優れた詩人が、美を歌った事はない。
> それは、描くものではなく、
> 歌ひ得るものでもない。
> 美とは、それを観た者の「発見」である。
> 創作である。
青山 二郎 著 『日本の陶器』より
この展覧会を観た人なら誰でも、
この一節を、心に刻むだろう。
『愛陶品目録』に収められた真心の画と言葉。
『陶経』の中の一節、「人が覗たらば蛙に化れ」。
彼は、また 「ものを愛でる」 天才でもあった。
いや、「ものを愛でる天才」であったからこそ、
本物の「天才」、「目利き」だったのだ。


