清里フォトアートミュージアムヤマネは、頭から尻尾の先までで約12センチ前後、一属一種、げっ歯目ヤマネ科のほ乳類です。日本特産種で、本州、四国、九州の山林に生息し、夜行性で、おもに樹上で生活します。冬になると体温を零度近くまで下げて、約6ヵ月間木の洞や地中、枯葉の下で完全に冬眠します。この自然写真家は、1977年初夏に八ヶ岳山中でヤマネに出遭いました。そして姿を見ることすら困難なヤマネの撮影に約20年を費やし、そのユーモラスで愛らしいしぐさや食性、子育てのようすなど、ヤマネの生態を生き生きと物語る貴重な撮影に成功しました。国の天然記念物に指定されているヤマネは八ヶ岳山麓に生きる者にとって自然の象徴であり、大切な隣人です。八ヶ岳の森を知り尽くした作家が近年とらえた「ヤマネ」の姿をみつめ、もう一歩踏み込んだ問題意識をもって、ヤマネの棲む森との共存、自然と共に暮らす人間のルールという核心にふれるときが今ではないかと、考えます。本展では、当館のコレクションをはじめ未発表の作品を含む約90点を展示します。
会期中のイベント
- ピンホール・カメラ・ワークショップ
日時:7月29日(日)、10:00~17:00
講師:田村泰男(学芸員)、野嵜雄一(学芸員補)
受講料:一般 1,000円 /小学生・友の会会員 500円
定員:10名(小学生は親子での参加となります)
参加申込みは、7月22日(日)までに住所、氏名、参加人数をお知らせください。
- 西村豊ギャラリー・トーク 「ヤマネに会いたい」
◆第1回:8月4日(土)、14:00~15:00
◆第2回:8月25日(土)、14:00~15:00
入場無料、予約不要
※他にもクイズや彫刻展(出品作家(予定):上野玄起、上田快、榎本栄子他)などが開催されます。
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