岸幸太 「傷、見た目」

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「寄せ場」と呼ばれる町の数々。中でも大規模だった東京の山谷、横浜の寿町、大阪の釜ヶ崎。私は、そこで暮らす人間の在り様を泊まり込み、通いながら写真を撮る。人権問題や労働問題などを抱えるこの町を今までにも多くの人間が記録し、発表してきた。今、私がこの町を写真に撮り発表することは、理性からくる正義のようなものからではなく、汚れた壁がある、鼻を垂らしたおっちゃんがいる、ワンカップ酒の空ビン、といった町が在る人間がいるという単純な生への確信からである。人間への興味は、その人の持つ傷であり、見た目から始まるはずだ。直視することで照射されるのは私自身であるのかもしれない。監視社会の中で私たちが、見ることを躊躇してしまう人間の持つ傷、無視してしまう生を私は見続けようと思う。

町を歩いて、写真を撮るシリーズ。今回の主な撮影場所は、東京都台東区、荒川区。

展示内容:ゼラチンシルバープリント、279×356mm、額装、約60点

メディア

スケジュール

2007年05月25日 ~ 2007年06月05日

アーティスト

岸幸太

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