福本双紅 「透明なものへ」

LIXIL ギャラリー1 & 2

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白磁器によるインスタレーションです。白く薄く伸ばされた土によるかたちは、雲や霞や水たまりを連想させる水明な美しさに満ちています。京都市立芸術大学を卒業して間もない2001年に朝日クラフト展グランプリを受賞して以来、高い評価を得てきました。今展は2003年に受賞した五島記念文化賞美術新人賞による英米滞在研修を記念してその成果を発表するものです。

人気作家として数々のグループ展に出品している福本さんですが、その魅力のひとつに個展でのインスタレーションがあります。4m四方のテーブルの上に何百個という大小様々な大きさの器を並べた「うすらひ(薄氷)」は雪景色と例えられるほど清澄でした。また、壁から細く突き出した飛び込み台のような棚の上に、大きな壺をゆらゆらと並べた「雲の風景」には、張りつめた緊張感と高揚感がありました。福本の作品は鶴首、碗、壺、皿など陶芸の基本モチーフから始まりながら、最後には無限にゆらぐ弧による凛然としたかたちを出現させて、その存在感で見る者を圧倒します。白磁土の特徴を逆手に生かして生まれる独特のダイナミズムと、薄氷のような儚さが共存した作品です。今展では、白く弧を描くかたちが、多数天井から下がる幻想的な新作インスタレーションを発表します。

アーティストトーク:10月1日(月) 18:00~19:00

[画像:「うす雲」 (2002) w42 × w42 × 9cm]

メディア

スケジュール

2007年10月01日 ~ 2007年10月29日

アーティスト

福本双紅

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