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「版画家7人のメゾチント」展

神奈川県立近代美術館 鎌倉
終了しました

アーティスト

浜口陽三、浜田知明、駒井哲郎、深沢幸雄、丹阿弥丹波子、秀島由己男、松本秀一
細かい線や傷を刻んだ銅板を削ったり磨いたりすることで生まれる柔らかな明暗。メゾチント(イタリア語で「中間の調子」の意味)は、フランス語ではマニエール・ノワール「黒の技法」といわれ、ビロードのような質感の黒い画面を特徴としています。17世紀に発明されたこの技法は、長く油彩画の複製のために用いられてきましたが、20世紀に入ってその高い芸術性が見直されるようになりました。その先駆的役割を担ったひとり浜口陽三は、それまでモノクロームだったメゾチントに色を加えたカラー・メゾチントという独自の技法を生み出しました。浜口の独特の詩情を湛えた表現は、国際的に高く評価されるとともに、のちのメゾチントの発展に大きな影響を与えました。本展では、当館が収蔵する豊かな版画コレクションのなかから7人の版画家によるメゾチントを紹介いたします。7人の作家それぞれの異なる個性が溢れる奥深い表現の世界をお楽しみください。

【画像: 秀島由己男 「わらべ唄(太郎)」 1972年】

スケジュール

2007年4月17日(火)〜2007年6月17日(日)

開館情報

時間
09:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館
入場料一般250円、20歳未満・学生150円、高校生以下の方、65歳以上の方、障害者の方は無料。
展覧会URLhttp://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2007/hanga7/index.html
会場神奈川県立近代美術館 鎌倉
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
住所〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53
アクセスJR横須賀線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分
電話番号0467-22-5000
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