渡辺泰子 「コーラス」

ギャラリーサイド2

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渡辺泰子の独特の距離感にはリアリティがある。天空の煌めく世界を黒地フェルトにビーズやグリッターをばらまく事によって、再構築して制作した映像作品「天体観測」。例えば宇宙飛行士なら実際の空間を体感した経験を提示してくれるのだろうが、渡辺の場合、星空を眺める自分と現存する宇宙に対する抽象的な知識のギャップをそのまま、視覚化する。アートアワードトーキョーで展示した映像「タッチ」では、青空の写真バックに気球のイメージをジャンプして留めていき、結果気球が空から降りて来る様なイリュージョンが生まれる。 現実と空想が見事に入り乱れる僅か49秒の映像。
自分のロケーション(立ち位置/居場所)と客観的に認知される世界との距離感は、渡辺が今迄取り組んで来た作品の柱となるものである。切り紙のようにフェルトに風景をつけ、織りかえして彫刻とする作品、砂場に子供の玩具が落ちているように見えて、実は世界地図が描かれた砂絵、床に空を封じ込めたようなインスタレーション。インターネットでどんな情報も得られるかのような昨今、現実にどれほど身体感覚のともなった知識となっているだろうか?そんな違和感を埋めながら、異空間が体のすぐそばに立ち上がる面白さを伝えて渡辺の作品は存在する。今回は新作映像を中心としたインスタレーション。

メディア

スケジュール

2008年01月18日 ~ 2008年02月15日

アーティスト

渡辺泰子

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