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「崩壊感覚」展

東京国立近代美術館
終了しました

アーティスト

恩地孝四郎、斎藤さだむ、駒井哲郎、石内都、宮本隆司
観る者の郷愁を誘う古代遺跡、戦争や災害による破局の光景、時間の経過とともに風化し、朽ちていく物質の姿、そして自己の境界が溶け出すような感覚に怯える人間の有り様。これら「崩壊するもの」のイメージは、20世紀以降の美術の底に絶えず流れていたといえます。

その背景には「戦争の世紀」と呼ばれる20世紀に、人類が引き起した幾多の災厄があります。その夥しい瓦礫の山は、もはや失われた過去を夢想させるロマンチックな「廃墟」ではありえません。それはトラウマのように常に現在形で私たちの生を呪縛してくるのです。

この展覧会では、約20名の作家による様々な「崩壊感覚」を集め、それらのイメージの時代や社会への密接な関連性、また多様な意味の広がりを、過去・現在・未来の時間の相と照らし合わせながら検討していきます。

[画像] 斎藤さだむ《草(木)》 1988-97年 東京国立近代美術館蔵

スケジュール

2007年8月18日(土)〜2007年10月21日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
金曜日・土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
月曜日が祝休日の場合は月曜日開館、翌平日休
展示替期間・年末年始休館
備考
休館日:月曜日(ただし9月17日、24日、10月8日は開館)、9月25日[火]は休館します
入場料[常設展] 一般 500円、大学生 250円、高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料、企画展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/Honkan/The_Sense_of_Collapse/index.html
会場東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp
住所〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
アクセス東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口徒歩3分、東京メトロ半蔵門線・東西線・都営新宿線「九段下駅」4番出口、半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より徒歩15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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