平体文枝「edition＋エディション・プラス」

a piece of space APS

終了しました

アーティスト

平体文枝

edition＋（エディションプラス）は、現代美術作家による新しい視点を提示する版画シリーズです。APSのオーガナイザーの一人、ミツキノリエが版画工房として常に新しい地平を切り開いてきたノマルエディションと協働し、ひと味違う「何か」を感じさせる作品を制作していきます。

このプロジェクトに最初に挑戦したのは、平体文枝。抽象と具象の狭間で、空間性を重視しながら複雑な色彩の効果でみるもののイマジネーションを喚起する油彩作品で知られる作家です。

今回シルクスクリーンという平面性を特徴とした版画技法と使いながらも、オイルのようなしっとりした質感と複雑な色の重なりを生み出しこれまでにないような奥行きを画面に取り込みました。新しい平体文枝のポートフォリを手にとってお楽しみください。

三ツ木紀英

スケジュール

2007年2月7日(水)〜2007年2月17日(土)