終了した展覧会・イベントです

「仏像の道 − インドから日本へ」展

東京国立博物館
終了しました
仏教は紀元前5世紀頃のインドでブッダが説いた教えです。仏教徒は、ブッダの遺骨(舎利:しゃり)を納めた仏塔(ストゥーパ)を礼拝の対象とし、この仏塔にブッダにまつわる説話を表わしたり、さまざまな装飾をほどこすようになり、仏教美術が始まります。しかし、はじめはブッダを人間の姿で表わすことは禁じられており、その存在を暗示するという約束ごとがありました。紀元後1世紀になって、ブッダを人間の姿で表わすことが行なわれるようになり、仏教徒は仏像を礼拝するようになります。

仏像の誕生とほぼ時を同じくして、仏教は中央アジアを経由して中国に伝えられました。中国では、5世紀に入ると大規模な石窟(せっくつ)寺院なども造営されるようになり、おびただしい数の仏像が作られました。4世紀の終わりに、仏教は朝鮮半島へ伝わり、朝鮮半島に独自の流行もうみ出しました。6世紀には、朝鮮半島の百済からわが国へ仏教が伝来しました。日本では7世紀に入ると造寺造仏活動が本格化します。

今回の展示では、仏像の誕生したガンダーラから中国、朝鮮半島、日本の仏像20点余を選び、それぞれの時代、地域で、どのような仏像が作られ、人々の信仰を集めていたのかをたどってみたいと思います。

スケジュール

2007年7月27日(金)〜2008年4月6日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料一般 1500円、大学・高校生 900円、中学生以下は無料
展覧会URLhttp://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=4467
会場東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)