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吉田暁子 「満ちる力」

東京画廊+BTAP
終了しました

アーティスト

吉田暁子
絵画的な手法にとどまらず、一見するとインスタレーションやパフォーマンスの形態にもみえる表現の広がりをもち、多角的なアプローチで「日本の絵」の根幹について取り組んできた吉田暁子が今回挑むのは日本の古い屏風です。ACC、インドトリエンナーレ、NYへの文化庁派遣、中国・北京での展示と海外での活動を経て、日本では3年ぶりの個展となります。

吉田暁子は、「西洋美術の文脈ではかかせない遠近法や中心点といった方法論とは違う独自の美学、カテゴリーを形成したアジアがある」というテーマをもち、10年以上の歳月をかけて東アジア絵画の構造を探求し続けてきました。前回の日本での個展では、「日本絵画;様式の愉悦」と題し、桐と日本画材で制作されたインスタレーション的な作品を発表、また、漆や紗、和紙、岩料といった古典的な素材を使いこなすだけでなく、4トンの砂を使ったインスタレーション、鏡や集光塩ビ素材などの新しい素材でもその透明な世界感を表現する東京画廊若手屈指の硬派の作家です。

その受容美学的な探求の姿勢の集大成、あるいは原点ともいえる屏風に新しい概念をぶつけた新作が展示される「満散(みち)る ちから」展を是非ご高覧ください。

オープニングパーティ 12月4日 18:00-20:00
18:00- オープニングセレモニー立花所望 奥平清鳳
19:00- オープニングパーティ 協力:コエドブルワリー

スケジュール

2007年1月24日(水)〜2007年2月17日(土)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
会場東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 7F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅A3出口より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅5番出口より徒歩5分
電話番号03-3571-1808
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