「鶴岡政男 A Centenary Retrospective」展

神奈川県立近代美術館 鎌倉

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このアーティストは、群馬県高崎市に生まれ、東京、そして葉山に住まい、彼の生きた時代や社会と深く関わりながら、つねに人間とは何かを問い続けた画家です。戦前から幾度となく画風を変貌させ、個性の強い独自な生きざまを示した鶴岡は、自己に忠実に生きた画家でした。そしてその存在は戦後洋画の異才として注目され続けました。なかでも、敗戦直後の日本人の抑圧された心理状況を表わした《重い手》や《夜の群像》、原爆投下をモティーフとした《人間気化》といった作品は、時代を象徴し、戦後美術を語るうえで欠かせないものとして今日高く評価されています。また、フーテンの女王ポコを主人公にしたポコのシリーズでは、街の片隅で生きる名もなき人々に共感を寄せ、鋭い人間観察に基づいて形や構図を単純にした《青いカーテン》《視点B》《ゴルフ》などは、ユーモラスであり、同時にエロティシズムを感じさせもします。その独特な画風の根底には、絶えず人間を見つめ、人間であることから滲み出す愚かしさやおかしみ、ときに不気味ささえ暴いていく鋭い眼と人間への深い共感が流れています。

本展は、画家の生誕100年を記念して、代表作の油絵を中心に、パステル画、素描、彫刻を含め150点ほどを紹介します(一部展示替えをいたします)。21世紀に入ってますます人間の状況の変化が激しくなっている現在、戦前から戦後にかけて人間と現実の矛盾を止むことなく追及した鶴岡政男の画業を改めて検証したいと思います。

講演会:「鶴岡政男の藝術と人間」
徳江庸行(群馬県立館林美術館学芸グループリーダー)
7月14日、13:00~15:00
参加者の氏名・住所・電話番号・ファックス番号を明記のうえ、座談会の8日前までにファックスでお申し込みください。(申込み先 Fax.046-875-2968)

夏休み子ども鑑賞プログラム 「発見!絵のなかに生きるもの」
内容:カード・ゲームを楽しんで絵の見方を練習したら、鶴岡の絵の世界に旅立(たびだ)ちます。お気に入りの1点を探しだして、絵のなかの出来事を表わす自分の言葉を集めてみましょう。きっと絵はいつもと違う顔をみせて、もう一度新しく話しかけてきます。
日時:8月18日(土)
午前の部:10時~12時30分
午後の部:14時~16時30分 の2回
対象:小学5年生~中学生の方(親子・兄弟と一緒での参加も可)
定員:各回12名(申込先着順)
参加費:無料 (大人の方は観覧券が必要となります。あらかじめご購入下さい。)
申込方法:氏名・年齢・住所・電話/ファクス番号、午前の部・午後の部のいずれか希望する方を明記の上、ファクス(0467-23-2464)でお申込み下さい。
申込先:神奈川県立近代美術館 鎌倉「発見!絵のなかに生きるもの」係
申込〆切:8月10日(金)17時まで
※参加人数に空きがある場合のみ、当日まで受け付けます。

【画像: 「重い手」 1949年 (油彩、カンヴァス)、東京都現代美術館蔵】

メディア

スケジュール

2007年06月30日 ~ 2007年09月02日

アーティスト

鶴岡政男

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Reviews

donald_japantimes: (2007-07-17 at 14:07)

Japan's saucy chameleon of Modernism
By C.B. Liddell
Special to The Japan Times

Tsuruoka's characteristic style, with its simple, disparate shapes and basic colors owes much to Western modernist art. But what Tsuruoka adds is an element of animism and a lot of low-brow humor that makes these paintings modernist equivalents of the saucy seaside postcards by British cartoonist Donald McGill ...

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