UNギャラリー児童労働とは、概ね15才未満の子どもたちが、十分な教育や成長の機会を与えられずに働くことをいいます。また、18才未満の子どもが心身の健康、安全、道徳を害するおそれのある労働に従事している場合は「最悪の形態の児童労働」といいます。児童労働者の数は、世界全体で2億1,800万人いると考えられ、子どもの7人に1人が働いていることになります(2004年ILO推計)。
2007年児童労働反対世界デー(6月12日)のテーマは「農業における児童労働」です。世界中で働く子どもたちの70%近くが農業に従事しています。1億3,200万人を超える5才から14才までの少女、少年たちが、日の出から日没まで、畑や農園で作物を植えたり収穫したり、殺虫剤を散布したり、家畜の世話をしています。子どもたちが畑で長時間働かされると、学校に通ったり、職業訓練を受ける機会が限られ、将来貧困から抜け出す手段となる教育が十分受けられなくなります。農作業が終わった後、家事の手伝いをさせられる女の子たちは、特に不利な立場にあります。また、農業は、死亡、事故、疾病の観点から、鉱業、建設業と並ぶ最も危険な三大産業分野の一つです。
ILOは、その児童労働撤廃国際計画(ILO-IPEC)を通じて、児童労働をなくすための取り組みを行っています。児童労働反対世界デーは、児童労働をなくすための行動を起こすことがいかに大切かを皆で考える日です。世界中で働く2億人以上の子どもたちの未来に希望と光を与えるために、皆さんもぜひ一緒に行動しませんか。
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