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石田徹也 「僕たちの自画像」

練馬区立美術館
終了しました

アーティスト

石田徹也
鋭敏な感性で自己と社会を描き出し、将来を嘱望されながら惜しくも31歳で死去した画家・石田徹也(いしだてつや) (1973~2005)の作品は、見るものすべてに衝撃を与えます。多くの作品に登場するうつろな目をした人物は、彼の分身であるとともに、現代に生きる若者たちの自画像でもあります。また、それは現代社会の中で生きる私たちが日頃は心の奥底に押し隠してしまっている精神のドラマを表現したものとして、世代を超えた共感を呼んでいます。あるときは哀しく、あるときは悲痛であり、また、な現代人の姿を、石田徹也は精密に観察しながら丹念に描き出しました。

この若き画家の作品は、NHK新日曜美術館をはじめとする各種のテレビ番組で紹介されたほか、没後刊行された『石田徹也遺作集』が版を重ねるなど、現在多くの人びとに支持されています。東京で開催するはじめての大規模な個展となる今回の展覧会では、主要作品約70点を展示することによって、驚くべき集中力で現代人の内面を描ききった石田徹也の画業を振り返りたいと思います。

私たちの心の奥に直接訴えかけてくる石田作品を直接見ることのできる機会です。是非ご覧下さい。

ギャラリートーク(学芸員による作品解説)
 11月15日・22日、12月13日・20日・27日(いずれも土曜日)14:00から
 11月22日と12月13日は手話通訳付

ギャラリーコンサート
 12月14日(日)15:00 石原章裕氏(コンテンポラリー・ロック・ギタリスト)

[画像:「 飛べなくなった人」1996年、アクリル・板 103.0×145.6、静岡県立美術館蔵]

スケジュール

2008年11月9日(日)〜2008年12月28日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
入館は17:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館。
入場料一般 500円、高大生と65~74歳までの方 300円 *中学生以下と75歳以上の方無料
会場練馬区立美術館
http://www.neribun.or.jp/museum.html
住所〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16
アクセス西武池袋線中村橋駅より徒歩3分
電話番号03-3577-1821
関連画像

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