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「静嘉堂の名刀」展

静嘉堂文庫美術館
終了しました
日本の刀剣は、武器としての実用性や美術品としての側面のみならず、古くから神聖なる信仰の対象として、また戦国の武将たちの生き様を示す重宝として伝えられています。鉄という錆びやすい金属を素材とする日本刀が、数百年の歳月を越えて輝きを保っていることは、「刀は武士の魂」といわれるように、歴代の所有者がそこに精神性を見出し、大切に守り伝えてきた証といえます。刀剣の大きな魅力のひとつに、そうした所有者と刀剣にまつわる史実・伝承があげられます。刀身に残る打ち込みの疵や、本来長寸の太刀を磨り上げた打刀の姿も、戦いのさまを如実に物語る、刀そのものに刻まれた歴史ということができるでしょう。本展では、静嘉堂の名刀を武将や作品の逸話とともに紹介いたします。織田家重臣・滝川一益が信長より拝領した「古備前高綱太刀」(重文)、上杉謙信・景勝二代に仕えた勇将・直江兼続の佩刀「長船兼光刀」(「後家兼光」)など武人の愛刀、足利氏の末裔・下野喜連川家伝来「堀川国広刀」といった諸家旧蔵の名刀に加え、大名家お抱え刀工の作刀など約三十振を精選し展示いたします。

スケジュール

2008年6月7日(土)〜2008年7月27日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
土曜日は18:00まで
第4水曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1500円、大学生・高校生・専門学生 1000円、障害者手帳提示 700円(付き添い1名 無料)、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.seikado.or.jp/sub0201.htm
会場静嘉堂文庫美術館
http://www.seikado.or.jp/
住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
アクセス東京メトロ千代田線二重橋前駅1番出口より徒歩1分、都営三田線・東京メトロ千代田線・日比谷線日比谷駅B7出口より徒歩1分、JR東京駅6番出口(京葉線)より徒歩1分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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