ギャラリー テオ谷口ナツコ(1968生まれ) の作品に登場するのは小さな女の子、現実のあそびと空想のあそびを繰り返しています。彼女たちは、大人になることからも少女であることからも逃避し、彼女たちの身体についている「何でもない穴」を白昼に放り出して、「何でもないもの」としてただ、そこに存在しています。
作品は、木工パネルに下地を作り、筆で下地を描いてから、トレーシングペーパーを円錐状に丸めたものにアクリル絵具を入れて、全ての線や点をつぶつぶに絞り出して描かれます。アクリル絵具の他、ラメ入りや蛍光色、透明ゲルや仕上げのニスなどを使い、「全ての点がきらきらと光り、ちかちかとして目が眩むような美しい絵に なるように、、、」とわたしたちには気の遠くなるような作業をひたすら続けながら、それは数メートルもの大作になります。
幼児性愛などが主題になっているその作品たちは、強烈なショックを私たちにあたえながらも、キラキラと昇華していきます。ぜひご高覧ください。
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