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岡田正人 「うつせみ -足尾銅山が残したもの」

ニコンサロンbis
終了しました

アーティスト

岡田正人
作者がこのテーマについて撮影をスタートさせたのは、4県(栃木・群馬・埼玉・茨城)にまたがる渡良瀬川最下流にある渡良瀬遊水地(旧谷中村)で四季の風景を撮影していたとき、遊水地の人工的に造られた背景と歴史に関心をもったからであった。
そこには江戸時代から明治時代へと激しく変化する時代背景が重なり合い、そして江戸時代生まれの義人といわれた田中正造と鉱山王といわれた古川市兵衛という人物が絡み合ったのである。
公害の原点、近代化の原点、社会運動の原点、労働運動の総本山といわれた足尾銅山に足を運んだが、当時の賑わいは見る影もなく、当時の施設や工場の残骸、そして村跡に佇む野仏があたかもうつせみのように見えた。その一方で、足尾の人々は表土が流れ、岩肌をむき出しにした禿山に、いつ終わるともしれない植樹活動をしていた。作者と足尾との係わりは、これからも続きそうである。モノクロ40点。

スケジュール

2008年11月11日(火)〜2008年11月17日(月)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
最終日は15:00まで、休館日:年末年始、2月11日・12日、8月の第三日曜日とその翌日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2008/11_bis-2.htm
会場ニコンサロンbis
http://www.nikon-image.com/activity/salon/schedule/index.htm
住所〒163-1528 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階 ニコンプラザ新宿内
アクセス新宿駅徒歩10分
電話番号03-3344-0565
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