山本彩 「憧憬・ドローイング」

LIXIL ギャラリー1 & 2

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このイベントは終了しました。

窓ガラス越しに見える庭の姿。窓がフレームの役割を果たし、一幅の絵のよう。と思ったら、風にそよぐ樹木とは別に、なにやら窓ガラスに映る色彩がある。
山本彩(Yamamoto Aya)さんの作品は、外の風景や事物にインスパイアされて、窓ガラスに直接描くドローイングです。まるで世界を全部なぞって、あらゆるものを知り尽くしたいと願うようなドローイング。 冬枯れの、葉もすっかり落ちた裸木だけの風景に、紅葉のような赤や、常緑樹のような深い緑で重ねるように線画を描き、豊かな彩りを添えて、瑞々しい世界をつくり出します。
新緑に包まれた春の庭では、若草には涼やかさをパープルやブルーで加え、春眠の午睡のようなとろける陽光や花々を、ピンクの伸びやかな線で描き出します。山本だけが持つ精緻で伸びやかな線で色彩が添えられた外の世界は、そこだけ息づくように際立っていきます。
窓を少し離れれば、山本さんの描いた線画が、それだけ独立した絵画のように広がって見えます。本来の風景、山本さんが絵を重ねた風景、そして山本の絵だけの風景の三つの風景が存在します。
 今展では、INAXギャラリーの1階と2階をつなぐ階段横のh2×4.8mのガラス一面にポリアクリルエマルジョンという着脱可能なジェルで作品を制作します。この制作は会期前から会期初めにかけて公開制作のかたちをとり、制作の様子を来場された方々に直接見て頂きます。
また会場内には、作品の描かれた高さ2mの透明アクリルの板が会場一杯に螺旋を描くように設置されます。来場者は弧を描く透明な壁の間を歩いて、山本の作品を見て、その一部となる体験をします。

アーティスト・トーク 2008年12月1日(月) 18:00~19:00

メディア

スケジュール

2008年12月01日 ~ 2008年12月25日

アーティスト

山本彩

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